2009年12月14日月曜日

Movie: Public Enemies (2009)


This can become the classic movie. Johnny Depp does not resemble Dillinger than Warren Oates'. However, Johnny's Dillinger shows us the other viewpoint against historical truth. I want to enjoy the "Style" of US '30 with several movies like Brian DePalma's "The Untouchables" or Sergio Leone's "Once Upon a Time in America".

 140分という差ほど短くも無い映画なのにMichael Mannはかなり潔くシーンを捨てながら理想の編集を目指したと思える。本来ならばくどくど説明してもよさそうな繋ぎの部分に対して一切の未練を許さない。不思議な感覚。現実の話をどうのこうのと語る前にこの映画がとてもスタイリッシュに作られていることに満足すべきかもしれない。

 一番胸を捉えるシークエンスは、Dillingerがシカゴ署に入っていく場面から...。その前にRedの死を経験したり、Billieが自分の目の前で捉えられたりと事態が変化していきDillingerの中に何かを察するようになる感覚が生まれている。このとどめはのClark Gableの映画の台詞に繋がっていくのだ。少なくともDillingerの心が解放された時間にはどんなことが起ころうとも(彼が)信念を曲げない点を幾度か場面が語っているからこそこの終幕が出来たのだと思う。

 エンドロールに名前が見えたのがHans Zimmer。彼もも一部協力しているのだろうか。

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