2009年12月24日木曜日

Movie: Avatar (2009)


The movie which criticizes excessive arts and sciences and civilization and rule. Moreover, the colony era is same thing.

 この風景。もうこれはRoger Dean以外にはないのでは?...と誰もが思ったことだろう。上が平らな樹の形やアーチの石や霞、そこここにRoger Deanアートの影響が感じられる。詳細は分からないが、舞台が神秘的な要素をもつ惑星パンドラだけにDeanの作風が理想郷の如くマッチしていたのかもしれない。

 James Cameronはやはり拘る。「The Terminator」「Titanic」のみならず、Sigourney Weaverが登場している分「Alien」にも拘った部分を持ち込んでいる。更にはやはりFOX繋がりなのか「Star Wars」まで思い出させる部分さえある。もともとこのアイディアは10年前からあったそうだが、VFXなど技術問題から現在まで持ち越されたそうだ。それだけに影像はかなり緻密に作られている。このヒョウのような顔したキャラクターが好きになれなくても、作品としては見事な出来に好印象を残すことだろう。

 現時点で全米でもNo1のこの映画は、歴史の名作に食い込むファクターを多く秘めている。

SHARE

2009年12月21日月曜日

Movie: Up (2009)


hey Carl! ....how old are you?

 何故か黄昏度の高さが目立ったPIXARアニメーション。PIXARの作品といえばこれまででわかるとおり、アクション以上に登場人物の感情を重視した作品を多く提供してきた。胸に重く圧し掛かりそうな場面であっても「くすっ」とした笑いで観客の気持ちを巧く保たせてくれたのである。

 さて今回は高齢者を扱うテーマ。社会問題にも繋がる場面があちらこちらに登場し、聴視側のフォーカスを絞ってくれる。だが本質的にPIXARアニメーションに期待するテーマとは随分と欠け離れている観は否めない。「Cars」「Finding Nemo」のような自分と主人公との距離感が無いのである。だからファンタジーな部分は物理的なアクションで補われる。そうなると、これまでとは視点変えなければいけない。たとえ、おじいさんのCarlがどんなにスリルあるアクションをしたとしても、それがPIXARの本筋とは取れないのは事実だからだ。

 パラダイス滝に行く場面は、我々の想像力を生み出す。なんせ家をロープで背負いながら、風船を失いながら、長い平坦ではない道のりを歩かされる。ともに歩くRussellも、外見ではCarlの目の上のタンコブだ。当然、苦難を苦難で終わらせないのがこの手のアニメーションの定石ではあるが、今回だけはなにか胸に痞えたものが取れなかった。

Share

2009年12月20日日曜日

K-ON! Ichiban Kuji Premium


 I drew lots twice at a convenient store FamilyMart in Sunday early morning. This lottery card is 800 yen each. At first, I got an Tsumugi's Figure of C prize. And next, I chose Mio's mug for F prize. I am considerably glad because my favorite character is Tsumugi.


Tsumugi's Figure


Mio's mug





SHARE

PSP software "Queens Blade Spiral Chaos"


Queens Blade Spiral Chaos Software (PSP)

This game is too hot! My choice is Tomoe. I think she is a very strong character on TV anime.








SHARE

2009年12月17日木曜日

Movie: Law Abiding Citizen (2009)


Why do that?...This movie has nowhere the word of "happiness".

 証拠が無ければ法に委ねられない....だが、証拠があったとしても法を破る手段に出ねばならない。物理的直線的な報復という手段を越えて、法の下で泣く人間の裏側で胡坐をかく者達を緻密な展開で覆していく様は、天の声を代弁させた感もある。そして、かつて映画では経験したことが無いほどのテロシーンは我々の背筋を凍らせていく。

 映画の中盤を過ぎると家族を失ったGerard Butlerと検事であるJamie Foxxの両サイドで考えることになる。ここで正義とかを云々する前に自分の立場と摩り替えてみれば自分には2面性があることもわかる。特にGerard Butler側で見た場合、決して許される行為では無いと思う反面、冒頭を思い返せばそこにはまるで人間の暴挙を悲しむ自然界が怒る様ともいえる。同時多発テロ以来、我々は正義というものの位置づけにブレを感じてきた筈。だからなのか、この映画は今でも頭の中で密かに暴走する回路への歯止めを促しているようにも取れた。

 かつて「Death Wish」で感じた不思議な爽快感はいったい何だったのか。今、この映画に置き換えてみると、全く爽快ではなく空しさしか残らない。逆の立場にあるJamie Foxxの家族の場面も例外ではない。

SHARE



2009年12月14日月曜日

Movie: Public Enemies (2009)


This can become the classic movie. Johnny Depp does not resemble Dillinger than Warren Oates'. However, Johnny's Dillinger shows us the other viewpoint against historical truth. I want to enjoy the "Style" of US '30 with several movies like Brian DePalma's "The Untouchables" or Sergio Leone's "Once Upon a Time in America".

 140分という差ほど短くも無い映画なのにMichael Mannはかなり潔くシーンを捨てながら理想の編集を目指したと思える。本来ならばくどくど説明してもよさそうな繋ぎの部分に対して一切の未練を許さない。不思議な感覚。現実の話をどうのこうのと語る前にこの映画がとてもスタイリッシュに作られていることに満足すべきかもしれない。

 一番胸を捉えるシークエンスは、Dillingerがシカゴ署に入っていく場面から...。その前にRedの死を経験したり、Billieが自分の目の前で捉えられたりと事態が変化していきDillingerの中に何かを察するようになる感覚が生まれている。このとどめはのClark Gableの映画の台詞に繋がっていくのだ。少なくともDillingerの心が解放された時間にはどんなことが起ころうとも(彼が)信念を曲げない点を幾度か場面が語っているからこそこの終幕が出来たのだと思う。

 エンドロールに名前が見えたのがHans Zimmer。彼もも一部協力しているのだろうか。

SHARE

2009年12月9日水曜日

Movie: Inglourious Basterds(2009)


Ja! unpleasantly cool thing! Is it a virtual vengeance about unforgivable past?

 行き成り「アラモ」で始まり、続いてマカロニ・ウェスタンなど過去の映画のオマージュとも思えるサウンド風景が作られる。影像は至ってシンプルだ。どんなに設定が違えどもTarantinoらしさは全く失っていない。ただ今回はPaul Verhoeven寄りになっているかもしれないが...。

 物凄い特別なる視点を持っている映画ではなかろうか。農村での礼儀を弁えた会話の裏にあるユダヤ人抹殺を執拗に目論むナチス。そのの描き方が染み入って怖い。ナチの将校は鼠の話を例に「正論」と思える台詞を吐くが、バスターズの登場でその目線を180度転換させることとなり、全体の立場が変わってくるのも見所だろう。そのナチを逆に皆殺しにしようと結成されたバスターズ。いったいどちらに正義は存在するのか。否。やはりこれはナチスへの仮想服襲劇!...と思わせながらやっぱりマカロニ・ウェスタン。ヒーローも仇となってしまうし、正当な交渉(deal)なぞも存在しない。その無情な世界観こそがこの映画の売りではなかろうか。

 どこかで見た顔だ!と思ったのは「Good Bye Lenin!」のDaniel Brühlと「Saturday Night Live」のMike Myers。さらには「The birds」のRod Taylorなど懐かしい御方も登場するので、音楽も然ることながら昔の映画ファンには嬉しくなる素材が地味に登場するので、これは要チェックだろう。

SHARE