Ron Howardだからわかっている部分があると確信しながらこの映画を観る。かつてはH.FordもHowardもLucasとCoppola一家だったので、当時に近い感性の共有を信じたのだ。今思うと、この手の映画は1980年代の最初の三部作が終わった頃に見たかったかもしれない。要はタイミングで損をした映画だと思う。
作品としてはエピソード1からエピソード5のタイムラインにあたる部分だが、そんなことは関係なく、いきなりこの作品を観る人もいると思う。なんだから序盤の暗い映像と、細々した情報が散々としていることでもうひとつ、心が入り込めない。暫く西部劇を見ている気分。多くの人はクエスチョンを抱えながら観るのではないだろうか。IMDBのユーザーコメントで「酷い」扱いを受けているのもわかる気がする。
ランドーとの繋がりがこの映画の基軸であるのだと思うが、時間枠を見直してジャバあたりも描いてほしかった。