2010年7月25日日曜日

Audio-technica Portable Headphone Amplifier AT-PHA10


Shop clerk said "This gear increases sound pressure for mobile player."

I said "I want to check the changed sound by this gear."

Shop clerk said "OK! try this."

I said "wow. nice performance."

I think this makes rich sound better than now if you're using a cheap earphone.

My ipod mini is still in active service.

5 years ago, I've not thought about "better sound" in this player.

But now, I'm in revision mode.

I feel so good!...to change my style of sound by addition components, without replacement.

ipod mini and AT-PHA10

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2010年7月19日月曜日

Movie: Inception (2010)


"Did you watch this movie?" is not good question. "How many times did you watch this movie?" is good question.

 この映画、imdbのユーザー評価で歴代3位まで上がるという異例の事態を誘発した。
 まるでこの映画の魔術にかかってしまったかのように、多くの鑑賞者は自分自身の夢の世界に置き換えてみる。
 「The Matrix」から10年以上が経過。仮想現実を魅せるための脚本はここにきて更に緻密になっていた。Christopher Nolanの過去の作品よりずっと拘った夢、記憶の織り成す様々の世界感を確信したかのように、今回は余裕さえ感じられた。隙がないのだ。

 この映画はやんちゃ坊主のように、冒頭から観客を困らせる。頭の中で整理しようとしても、どこをどう整理すべきかに戸惑う。しかし、後になってこの導入部に感心する自分がいる。そしてそこには、ダンジョンゲームの階層の戻りルートをしっかり確保しつつ先に進もうとする自分との接点がある。頭で、心で汗をかいているのだ。

 なんという映画。二度三度、いやそれ以上見るに値する映画かもしれない。

 ヴィジュアルエフェクトについては「これまでに無かったような使い方」「なぜこんなアイディアが今まで無かったのか」と率直に思った。Christopher Nolan作品の魅力の一端でもあるのだが、とんでもない映像を提供するのではなく、実現されていない当たり前の発想の提供だからこそ心が動くのだと思う。その証拠に過去の作品と照らしてもNolan的イメージは共通している。驚かなくていいはずなのに驚いてしまう。これこそがChristopher Nolanの技だと思う。

 Ellen Page作品を今年3本も見たが、この作品でかなり演技幅を広げたようだ。

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2010年7月18日日曜日

Movie: The Last Airbender (2010)


Where is M. Night Shyamalan?

 この映画がShyamalanだから見たという人は少なくないと思う。 それが例え「Ring」や「Narnia」的なファンタジーで彼の域とは違うと思っていても、Shyamalanへの期待はこれまでの作品で理解されるところだった。

 3Dでも上映されていたようだが、Shyamalanと3Dとの接点がどうしても見つからなかった。

 期待を抱きつつ映画は始まった....が。

 とにかく眠くなる程つまらない。

 目をくぎ付けにする要素が少ないのは、ヴィジュアルエフェクトに驚かなくなったこともある。

 国籍を超えた衣装デザインや火や水やクリーチャーの特殊映像は、一瞬の一瞬を形づくるだけでしかなく、そのイメージも余韻なく消え去り、トータルでは何も残らない。

 最後の最後で驚きもある。マイナスを増幅させる驚きだ。この映画って...。

 ショコタン顔のエアベンダーには、満腹感以上と言わざるを得なかった。

 それにしても、アバターって。


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2010年7月13日火曜日

Movie: The Road (2009)


I intend to have understood and look, but there are many parts which I don't understand. I wonder that I have to choose self-determination even if my body will be eaten.

 「The Book of Eli」と安直に比較すべきでは無いと思うのだが、人類の危機的状況で悪が蔓延る構図では一致している中で、「The Book of Eli」の側に宗教色がありつつも、実は「The Road」のほうは生存のために食人行為に至る点では、ある意味で宗教の存在を問うに相応しいと思う。

 序盤から不気味な場面が映される。ぶら下がった人の足を子供は自然に目を向ける。すでにこの時点で経験値が積まれていることがわかる。だが、何の経験値なのか背景を想定するにはあまりにも情報が乏しい。自然が人を滅亡にまで追い込む感じは半分以上が鑑賞する側の想像の域だ。北の寒さを逃れるために南に向かう。「Midnight Cowboy」のようにある種の拘りを持っていたわけではない。何か大きなものを棚に上げられたまま極限の親子の姿が延々と映し出される。これから先の姿も想像がつかない。南に何があるかもわからない。個々の場面だけに着目すれば「The Book of Eli」のハイテク感が無い分、考えさせられるものはあるのだが...。

 襲われるよりも自らの死を選ぶ。男は自分の息子にも銃口を向ける。この流れ、多くの賛否を呼びそうだ。それは戦時中の日本人の姿のようでもある。映画の内容とは別に、絶望しか見えなくなった極限における人の姿には共通点があるのかもしれない。

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