2014年10月13日月曜日

Movie:Dawn of the Planet of the Apes (2014)


 大変分かり易く、物語の流れもいい感じに作られていたので、飽きずにしっかりと頭に焼き付けることが出来た。

  正直、リメイクされた猿の惑星シリーズは公開されたタイムライン上では散漫な感じがして、復習必須と言いたいところなのだが、今回は、前後関係を知らなくとも十分楽しめるだろう。特に人間と猿の特長と関係がハッキリしていることにより余計な詮索で頭を疲れさせることが無いのが大きいし、地理(場所)が限らていることで事前の脳内準備が働いてくれるのだ。

 おそらく多くの人は、F.J.Schaffner版と潜在的にも照らし合わせていると予想する。自分もそうだが、猿が支配する惑星における人間の扱いと衝撃のラストは常にこのシリーズのゲージになってきた。今回の鑑賞では「喋る猿」の存在感と今後への流れが重要テーマとしてクローズアップ。次作が期待される。


   前作ではチンパンジー、オラウータン、ゴリラの職能が明示され、今回それが確立していたことに着々とした進化を感じさせてくれた。