2018年4月22日日曜日

Movie: Ready Player One (2018)


いろいろと過去の作品との繋がりがポイントになっている映画。特にSpielbergの過去作品との関連を探すのも面白く、宝探し的な映画だ。「1941」のマーチのフレーズや「E.T.」のお馴染みのリフもアレンジされた形で登場。さらには日本のあの作品も出てくる。Spielbergぽいといえばそうなのだが、「Goonies」「仮面の忍者赤影」とか、アニメの「Swordart Online」などをマッシュアップしたイメージが強くて、やや混み入りすぎの中盤ではやや散漫な感じにもとれた。

 2045年設定だが、過去のノスタルジーを引きずるのはいいとしても、なぜか1970年~1980年のスタッフが多く出てきて、2000年~2020年あたりの要素が見えなくなっているところはやや残念。
 Masi Oka氏がコンサルタントでクレジットされているが、どの辺のコンサルトなのかが興味ある。

 

2018年4月8日日曜日

Movie: The Post (2017)


 映画を観る前、観た後、多くが「all the president man」との紐つけを意識したはずである。自分にしても、ポスト紙のビルの構造から照明の配置まで共通性があるのか?と思ったほどである。この一種の欲求に応えてくれる場面もある。実に、にやりとする場面だ。
 ビッグネーム俳優二人を頭に出していることで、そっちに気を取られがちな作品なのだが、自分としてゃ冒頭に場面との関連性にしばらく着目していたためか、誰が演じていても違和感のないような作風になっていたと思う。

 余計なことだが、中国では公開されていないようだ。やはりこの手の映画はダメなのだろうか。