肝心の目的物は開始から暫く姿を現さない。
その物体が現れるなり、「マグリット?」と思った人は多いはずだ。
今日本では、「正解するカド」というアニメがオンエアされている。そして、北朝鮮問題では緊張の度合いを高めている。この映画が、いかにもそういう空気感を予想していたかのように
タイミング良く類似した内容を提供しているのは、ある意味驚きだった。
結局として「未知との遭遇」とのストーリーラインと比べることになるのは必然。
音楽というか効果音がまた煩いほどに仕事をしているが、観ている側にはちょっと厄介だ。
リアル表現の裏側では抽象表現がある。家族関係や12か所に出現した物体の解決結果などに絡む時間軸は見終わってもややすっきりしなかった。
日本公開タイトル「メッセージ」