2018年8月16日木曜日

Movie: Darkest Hour (2017)


 日本の題名が「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」。確かに偉大な政治家の映画だとはわかるのだが、原題と比べてあまりにも主旨と乖離している感じがあり、「やっぱり、日本は変わらない」とため息をついた。

 Churchillの人物像が写真などの印象と違っていたので、先入観の怖さを感じた映画でもある。もちろん、脚色の差分もあるのだろうが、秘書との時間、会議での時間、地下鉄での時間。それぞれ変化したキャラクター像が面白く思えた。もちろんGary Oldmanの演技によるところが大きいことには間違いない。


 タバコや葉巻が気になる時代にいるので、タバコを地下鉄で吸っても気にならない時代との違いがよくわからないのだが、これはこれで時代の象徴のようにも思えた。喫煙については最後のクレジットでも断られているので、真剣に突っ込むことは粋ではない。

2018年8月11日土曜日

Movie: Mission: Impossible - Fallout (2018)


 Tom Cruiseもそろそろだな、と感じさせた映画である。これでもかというアクションを入れて来ているのは良しとしても、この時代に見合った映像技術によるところが大きい。シリーズ6作目ともなると、今後をどうするかという議論にもなるはずであるが、Harrison Fordも然りだが、Harry Potterの1作目を見たあとに8作目を見る悪趣味志向の攻撃を今後気にしていかなければならない。

 相変わらず、多国籍な映画になっており、フランス、イギリス、ノルウェーを観光気分で見てしまう映画であったが、後半の展開は鉄板すぎて、ちょっと戴けない内容だった。