2010年5月31日月曜日

Movie: Undisputed III: Redemption (2010)


If a person having lumbago and a slipped disk watches this movie, they will feel a pain in his body.

 思った以上に格闘シーンだけでも結構楽しめた。

 この映画はいろいろな国の達人とトーナメントを勝ち抜く流れであり、北朝鮮、ブラジルといったクセのある格闘囚人もいたりする。負ければ命は保障されない。膝にダメージを抱えたBoykaの生死をかけ戦いが始まる。

 物語は至って想定内であることには間違いないし、かつてのBruce Lee映画の時代から同様に細部にはあまり拘っていないところなど、いわば割り切って見る姿勢が必要。

 主役のBoykaを演じるScott Adkins。別には「Ninja」という作品もあるらしい。伊原剛志、肘井美佳も出演するようでちょっと見てみたい。ところで、今回の映画にはローラモさんに似た人も?。

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2010年5月19日水曜日

Movie: Extraordinary Measures (2010)


There is good circulation alignment in the world. ”The failure” is included in that, too.

 実話がベースなだけに過剰な演出を避けているようで、期待していたよりも淡々と話が運ぶため、難病というテーマにしてはドラマ的「重量感」が思ったほど伝わらないのが残念。

 しかし登場する人物の構図に着目するならばそれ相応に面白く見れた。Dr. Stonehillのような偏屈でマイペースな人間。流す曲が"The weight"とか"hush"だからたまらない。そんな彼もビジネス面では容易にならない。そこでJohn Crowleyの交渉のセンスが生きてくる。苦境の中であるがこのような二人の理想のコラボが出来上がっていたことを思うと、見る側に希望も与えてくれるのだ。もちろん其処には沢山の試練があり、やることなすこと上手くはいかない。ただ見落としては行けないのが、すべてを包括して不器用な「循環」が理想に近づくことを感じ取れたこと。そういった意味ではポイントは高い。

 Harrison Ford とBrendan Fraser というちょっと奇妙な取り合わせなのだが、意外にもしっくり感はあった。

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2010年5月17日月曜日

Movie: Kick-Ass (2010)


This movie is so exciting, funny and including much parody. But I was worried about the cruel style that is like "Kill Bill". But, who is true leading role?

大方はそんなに期待をしないで見るタイプの映画である。例え、Nicolas Cageが出演していたとしても、よくありそうな設定を見前から印象付けるので単純に量産型コメディ映画に処理してしまいそうな一本。

 「Superman」の映画を彷彿させるオープニング。以降このようなヒーロー映画のパロディが色んな場面に登場する。こういう部分はアメリカ映画として受け入れられるのだが、前半は主役Kick-Assの幼稚な感覚に聊か溜息をつかされるシーンが多発。いったいこの先どうなるのか?と思わされてしまう。もし、この感覚が映画製作者側の戦略の一つであればこれはもう「やられた」と思うしかない。

 詳細は語れないが、後半は喜んで見てしまった。多少、子供には見せられない過激な場面はあるのだが、それでも不思議と楽しんでいる自分がいた。そして惚れてしまう。Hit-Girlに。Chloe MoretzはAbigail Breslinをシャープにした感じの若手女優だが、なかなかいい。「え?彼女は主役じゃないの?」 兎に角この映画には沢山のエッセンスがある。あのアラブ過激派が処刑のシーンを映像化したような場面まで登場する。喜怒哀楽の激しい映画。しかし最後は痛快にも笑わせてもらった。

 見る前の予想を覆し、これはなかなかの出来だと思った。

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2010年5月16日日曜日

Movie: Nankyoku Ryorinin (2009)


fearful, feraful, this movie is just like "The Thing". but funny.

 南極に滞在というかなり過酷な状況が想像される中で、普通の日常の一面を多く見せてくれる演出に、なんだか海外滞在に味噌汁を大量に持っていく人々のイメージを思い浮かべる。そういう一面がありながらも氷点下の人が容易に住めない世界を底辺に広げているのだから、そこはなんとも微妙で心地よい。

 かつて「The Thing」という映画があったが、今回の映画と比べてみると人の反応という点では類似している気がする。言ってみればエイリアンにあたる部分が実は料理なのではないのだろうか。長い月日が人を変化させる。しかも外とは断たれた世界で。毎日当たり前に思える気候、会話、そして食事。いかにこれらが本来の重さを持っているのかが分かる....そんな映画だと思った。

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2010年5月7日金曜日

Movie: How to Train Your Dragon (2010)


This animetion film teaches the timing when you should think about war, communication and friendship in our history.

 この映画に登場するドラゴン。哺乳類的な機敏性。つまりは爬虫類の呪縛から逃れつつライオンやトラの接点を生み出している。またこの映画には「Avatar」の余韻を引き継いでくれるような場面があって、今の時代の象徴ともいうべきは「自然を味方につけなければならない」雰囲気だ。必要によっては「King Kong」との共通性も語るべきかもしれない。

 注目したのはHiccupという人物像。鈍重で屁っ放り腰だが自分に鞭打つ姿勢はあるし自己主張はある。バイキングでありながら女性っぽい顔立ちを持つ彼は、周囲の変化に慌てない平静感がある。少なくともAstridよりも大騒ぎはしない。つまりこの映画では唯一物事を柔軟に判断できる人物となっているのだ。ドラゴンToothlessの反応を伺いながらお互いの接点を見出していくHiccup。(自分は)歴史に足跡を残す人達は彼のような感覚があったのだと信じる。

 予想以上に楽しめた。それは遊園地的な要素もありつつ、やはり戦いと友情の意味を提示してくれたことに他ならない。

 Gerard Butlerなどが声優で参加。Astridの声をA「The Sisterhood of the Traveling Pants」でお馴染みのAmerica Ferreraだったりする。

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