2010年5月7日金曜日

Movie: How to Train Your Dragon (2010)


This animetion film teaches the timing when you should think about war, communication and friendship in our history.

 この映画に登場するドラゴン。哺乳類的な機敏性。つまりは爬虫類の呪縛から逃れつつライオンやトラの接点を生み出している。またこの映画には「Avatar」の余韻を引き継いでくれるような場面があって、今の時代の象徴ともいうべきは「自然を味方につけなければならない」雰囲気だ。必要によっては「King Kong」との共通性も語るべきかもしれない。

 注目したのはHiccupという人物像。鈍重で屁っ放り腰だが自分に鞭打つ姿勢はあるし自己主張はある。バイキングでありながら女性っぽい顔立ちを持つ彼は、周囲の変化に慌てない平静感がある。少なくともAstridよりも大騒ぎはしない。つまりこの映画では唯一物事を柔軟に判断できる人物となっているのだ。ドラゴンToothlessの反応を伺いながらお互いの接点を見出していくHiccup。(自分は)歴史に足跡を残す人達は彼のような感覚があったのだと信じる。

 予想以上に楽しめた。それは遊園地的な要素もありつつ、やはり戦いと友情の意味を提示してくれたことに他ならない。

 Gerard Butlerなどが声優で参加。Astridの声をA「The Sisterhood of the Traveling Pants」でお馴染みのAmerica Ferreraだったりする。

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