映画を観る前、観た後、多くが「all the president man」との紐つけを意識したはずである。自分にしても、ポスト紙のビルの構造から照明の配置まで共通性があるのか?と思ったほどである。この一種の欲求に応えてくれる場面もある。実に、にやりとする場面だ。
ビッグネーム俳優二人を頭に出していることで、そっちに気を取られがちな作品なのだが、自分としてゃ冒頭に場面との関連性にしばらく着目していたためか、誰が演じていても違和感のないような作風になっていたと思う。
余計なことだが、中国では公開されていないようだ。やはりこの手の映画はダメなのだろうか。