2010年6月21日月曜日

Movie: The Book of Eli (2010)


I am important that this movie has awaken something in my mind before arguing this is a good or a bad.I could catch a good direction by removal of limitation condition.

 ものすごく微妙な映画だ。もし見る人が宗教観に目をつむり、極端な演出を良い感触で掴むことができれば、これはアクション映画の中でも今必要とされる考えを植え付ける作品となりえる。しかしその逆に拘った部分が鑑賞の邪魔をするようであればもう猫を射るシーンから崩壊は始まっている。Tarantinoの「Kill Bill」を見たときのように許されない部分と許せる部分の葛藤がいつになく始まる。この映画が「Kill Bill」決定的に違うのは、勝手な発想で作り上げたバイオレンスと安易な宗教観の融合は多くの人間を不機嫌にさせる...というところだ。

 こじつけになるかもしれないが、海洋資源問題でクジラやマグロの保護を提唱する団体については、この映画では猫や鳥を保護しろ!とクレームが生まれるかもしれない。いずれも自分の周りの利害関係でしかないわけで...。それでもデリバラーにして神がかり的な記憶力の持ち主が武器を怯むことなく使う場面を多用したことで、やはり人間は自己都合なヒーロー像を作りたがるようだ...と纏める結果となる。

 自分はこの映画のシンプル性に特化した部分と、色彩効果あたりは買えると思う。Denzel Washingtonはその点では映える俳優であった。

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