2010年2月16日火曜日

Movie: (500) Days of Summer (2009)


This is the first movie which understood that the way of thinking was common throughout the world.

 Zooeyのファンとしては、かなり評価の高い映画に出演できていることを嬉しく思いたい。この映画の至る所で感じる微妙な考え方や感じ方はコメディとはいえ笑いたいけど笑えない部分が多すぎて...。更には自分の過去の経験と照らし合わせる方向へ連れて行かされてしまう。喧嘩したら自分は意固地になる。でも後から相手が(仲直りの)声をかけてくると表情には出せない嬉しさがこみ上げてくる。或いは、自分の手の中にあると思っていた彼女なのに、何かの拍子に摺り抜けてしまい、容易に捕まらなくなることも経験した。そういう共感を誘発させるところは、実は脚本の妙なのかもしれない。

 Joseph Gordon-Levittの演技がいい。彼の役柄はそんなに打たれ強そうには見えないのだが、気性を荒立てない表情にこそ500日の関係が齎したダメージを強調している気がした。

 この映画。舞台がアメリカであっても、国境を感じさせない感じ方ができる映画だと思う。それにしてもsummerの後がautumnって、ここは立派にコメディだね。

 Zooeyの「Sugar Town」は嬉しいサービス!

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