
この映画の冒頭では、頭に来る主人公の電波的会話があるが、「このクダラナイ主人公の映画をみなければならないのか?」と思うことしばしば。だがそれもFincherの仕掛けに他ならなかったわけだ。
自分もFACEBOOKには登録しているが、かなり囮的な公開である。大学間ならまだしも、どこの馬の骨ともわからない者に自分の素性を公開すること自体がバカバカしい。つまり人間らしさからかけ離れている部分を沢山繋げても何も成らないということだ。この映画ではSNSの成功者の例として話がされるが、一体何の成功なのか?....実際、信用できないもので塗り固めた世界になっていることは曲げられない事実。だが、こういった部分もFincherは描いているので意外と納得して見れる。最後にやっぱりErica。つまり基準はすべてEricaだったのである。
「Wendy Wu」のBrenda Songが出ているのが嬉しかった。
SHARE