アントマンについてはよく知らなかったのだが、60年代からあるコミックからということで、マーベルのネタはまだまだ底が深そうだ。
とはいえ、コミックス的な奇抜な導入とはいえず、むしろ一般的なアクション作品の導入ぽくなっていたようなので、近くの小学生くらいの客がやや飽きていたようだ。アントマン自体も凄い能力を持っているわけではなく、虫サイズのヒーローであり、やや冴えない表現になりがちなところをCGで引き延ばしていた点は否めない。前半が前半だけに後半は落ち着いた表現のほうが良かった気がする。印象としてはドタバタ感を残して終わったような作品だった。ただエンドロール中と後で今後の展開のさわりがあったので、このシリーズも広がっているものだと思うが、ハルクやアイアンマンのようなフロントマンになるには、暫く時間が必要のようだ。
やっぱりMichael Peñaは存在感がある。


