What of the genocide do you blame? A scale? An idea in the country? A historical backdrop? Or persons in charge? ...(As if) is this a comparable thing?

この映画の中盤のほとんどは安否の情報と言論との交錯が主体で描かれる。ソ連の衛星国となったポーランドにおいて色々な場面で人々の不幸な場面に出くわすのだが、こういったシーンの描き方も実に序盤を生かした展開といえる。本来ならば謎を残した終幕にしても不思議ではないところなのだが、Wajda監督は怯むことなく強調して描いた。カメラのアングルも不気味なくらいだ。
この映画を見て、いったいどうして?誰が?と疑問を持つ前に「必然」に歯向かってきた人間の行いに対して深く反省しなければならないとも思った。
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