
率直な感想としては、F1サーカスの如く世界をラウンドする発想はよいと思うのだが、裏側の策謀が絡んでいる部分で話が複雑となり、また
ドタバタ性も増えていて、面白さのツボが見えてこなかった。テーマは友情の大切さにあると思うのだが、こじつけ気味の友情物語はちょっと理解に苦しむ。
日本人が鑑賞する見所は、やはり日本ラウンド。日本の描き方が基本的には何十年前から変わっていないのだが、ウォシュレットとか自動化とか
わさびなどが「やはり」と苦笑してしまった。随分前の映画だが「007: You Only Live Twice」の日本の場面に未だにかぶるから笑える。
音楽には日本からPerfumeが日本の場面とエンドタイトルで登場。これには「すごい」と思うしかなった。違和感なし!。