2013年9月16日月曜日

Movie: Yurusarezaru Mono :Unforgiven (2013)


 This is the remakes movie of Eastwood's "unforgiven(1992)".

  どうしてもオリジナル版との比較をすることになるので、正直に言えば、オリジナルを観ていないほうが面白くみれたのかもしれない。自分は「比較する」側になってしまったが、それはそれで楽しみ方も探り出せた。
 オリジナルはワイオミングを舞台にした西部劇であって野球の投手に例えれば速球趣向だったのだが、今回の日本版は緩急織り交ぜた投球術が見所という感じだ。
 確かにストーリー上での要所はオリジナルを尊重しているためか、かつての"Seven Samurai"と"The Magnificent Seven"ほどには差がなく、むしろ同じであることに戸惑う感じはする。しかし今回、オリジナルよりも2つの点で興味を抱かせる。ひとつはアイヌと倭人という関係上に展開させたこと。そしてもうひとつは日本刀だけでなく銃も使える時代背景を選んだことである。
 自然背景もあってか全体的によい感じでは作られた映画だと思うのだが、やや気になるのが終盤の窮屈な展開。特に女郎からKingoの死を聞いてからの人物と人物、場所と場所の距離感が単調になってしまった気がする。更には戦いの場面ではそこら辺りにあるアクション映画の一場面に成り下がった感じがした。もちろんオリジナルへの敬意も有ると思うが、緊迫感がもっと出せたのではなかろうか。


 若い頃の映画を観ていたからか、Yuya Yagiraの変貌っぷりは驚きでもあった。