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Movie: Interstellar (2014)
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過去に「2001: A Space Odyssey」、「Close Encounters of the Third Kind」「Planet of the Apes」の映画を観てきた中で、今回のこの映画に照らして言えば、今までわかりやすかった現実とSFの間のグレーゾーンを別の色に塗り替えてきたことにより心地よく鑑賞することができなくなった...というのが正直な意見。
割り切った言い方をすれば、この映画は2つの見方ができるのではないか?。ひとつは現実と科学の可能性を個々の頭で考えながら何かの器に押し込めようとする見方。もうひとつは「A Space Odyssey」のように映像美を軸にした世界観を肌で感じる見方。自分は後者寄りだったが、IMAXで観るともっと感動できるのかもしれないと思った。
終盤までなにかしっくり来ない印象を持ちつつ観るのだが、最後あたりでツギハギなところや、無理矢理なところを横目に観ながらもなにかに落ち着こうとしているものは感じ取れた。映画ではAプランとBプランの選択が提示されるが、地球滅亡〜人類存続をテーマにしているというよりも、「家族、人の繋がり」などが本当の主題にあるような映画だったと思う。
Ellen Burstynがこのような役どころ。昔を思い起こすと、時間の流れを感じざるを得ない。