Oh my gosh, water came out of my eyes. If you show tears too, the earth is still in reliance on.

鑑賞していると、この映画、思った以上に丁寧に作られていた。まず、なによりも犬の演技にココロが奪われる。もちろんRichard Geretとのシンクロ度もよい感じに映る。脚本で良かった点をあげれば、Hachiが単純に待つだけの犬ではない描写として使われたボールを咥えて駅に行く場面。メリハリのある効果となって印象に残った場面だ。Hachiは余り吠えない犬だが、そういう中でその表現を巧く映像に捉えた監督の手法は実に評価できる。
映画の後で僅かの涙も見せない人が多く居るならば、そんな今を生きる「俺達に明日は無い」。