2010年8月12日木曜日

Movie: Salt (2010)



 Angelina Jolieの役には凹凸がある。流石に映画の出来はどうであれ「Changeling」や「A Mighty Heart」のような人物像にはあまり好感は持てない。むしろアクション女優だから本領発揮できる女優ではないだろうか。しかしアクション場面に見せ場を作りすぎれば、映画の質の面で何かが犠牲になる。これもそう。よって彼女としての「これだ」という作品に出会うにはまだ時間がかかりそうだ。

 アメリカ映画には、現代の政治と絡めての架空の交戦を設定した映画は多い。映画にあまり現実味を持たせすぎるとどこかで問題が勃発してもおかしくはない。今回の映画は、ロシアのスパイという設定だが、あまりに大味過ぎて映画の細部で議論となることにはならないだろう。

 結果的に、結局冒頭で成り済まし演技をしていたCIAスタッフが複数いたことになるのだが、これは前半の行動を思い返すと些か解せない点、いろいろとある感じ。物語を面白くさせる意味でか脚本の強引な持って行き方による違和感の典型例ではなかろうか。

 最後の場面は何を語る?あまり詮索すべきではないのか?

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