
普通な感覚を持ちながら、社会的には普通ではない家庭が舞台となっている。そのためすぐに転覆しそうな感覚が映画の全編に渡る。これは最近のアクション映画やサスペンスものよりもドキドキしてしまう。一瞬にして離れそうな関係。これがある男の存在により如実になっていくのだが、興味をそそるのが男が今の世の中において普通過ぎる程の普通な男であること。つまり普通を周囲が否定しているかのような展開...!?。これにはまいった。この視点は考察に値する。
こういった作品が近場の映画館で簡単に見れない。日本って大丈夫なのだろうか?。