2013年3月11日月曜日

Movie: Django Unchained (2012)


いきなり懐かしい曲が冒頭にかかる。60年代のFranco Nero主演の映画の曲だ。

 いつもながらTarantino映画は「恨み節」を使った例の如く意外性のある懐かしさを連れてくる。

 序盤のDjangoの形成。中盤のCandie家の探り合いからのガンファイト。終盤の反撃。まさにこれまでの西部劇的起承転結テンプレを見事の展開した作品。

 興味あるポイントは、時代背景が南北戦争前という微妙な時代であること。南北戦争で思い出されるのはC.Eastwoodの「The Outlaw Josey Wales」という作品。こちらは北軍を復讐相手としていたが、「Django」は黒人解放側視点のためアメリカ合衆国(北軍)寄りの立場である。加えて北軍には例えばSigelのようなドイツ人の将軍も存在したことも作品とリンクしてくる。そういった意味では最近のTarantino作品はちょいちょい歴史に絡めてくる。見た目は軽い感じに映るが、実際は重要や史実をモチーフにしたりしているようで気が抜けない。
 もうひとつのポイントは今の時代背景でやれば滑稽となってしまう要素を、派手に爽快にできる時代背景を使っていとも簡単にやってのけていること。むろん過去の作品のオマージュ的要素も加担していることは言うまでもなる。

 それにしてもSamuel L. JacksonのStephenは味のありすぎる演技だ。
 
 Ken Nortonの出る「Mandingo」という映画も昔みたことがある。いろいろとリンク多すぎ。