2010年4月5日月曜日

Movie: An Education (2009)


An expression of Carey Mulligan talks about the meaning depth of the movie.

 これは配役の勝利と言いたくなるほど演技に比重が置かれた映画である。アカデミー賞にノミネートされたCarey Mulliganは若手でありながら、研究したかのような微細は表現が巧い。一見彼女の表情は淡々とした風に見えるのだが、時間を追って変化する彼女の心理に対してその演技に違和感がないとろは感心できる。その彼女の存在を高めているのが父役のAlfred Molinaと母役のCara Seymour。娘に対応する部分での演技の動と静のイメージは十分過ぎるほどの薬味。さらに教師役のOlivia Williamsにしても心理を読み解く課題を与えてくれる。

 若者文化が急加速しだした60年代において、時代の代表ともなるべ反体制気質を一人の16→17歳の女子学生より読み解く映画...そんな気持ちを終盤近くまで信じていた...ところが。考えてみれば何処の家庭にもいそうな17歳の背伸びした女の子の物語なのだ。ただ普通ではないのが彼女の「信念」。チェロ、フランス、そして大人の世界。そこに足を踏み入れた彼女はそれ以前を否定した言葉を口にする。ここでタイトルを思い出してみる...An Education...。なるほど、ものすごく深い意味ものを持った映画なのかもしれない。このあたりについてはStubbs先生の設定が説明してくれるのではなかろうか。

 流石ミニスカートの発祥国?なのか女学生のミニスカ風制服が印象的。現在のミニスカ風制服のスタイルは日本からの逆輸入と言われているが、この映画では異国アレンジのない60年代の英国風ミニスカートが確認できる。

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