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日曜日の昼に鑑賞するのはギャンブル。子供連れが多いこともありポップコーン零して騒いだり、ザワザワした雰囲気でやや気を抜かれた。
さて、十数年ぶりに劇場で鑑賞。今回は3Dになって帰ってきた。3Dで鑑賞する場合、背景のマットペイントが平面的だったりするとかなり違和感が生じるのだが、今回はそれよりも2Dから起こしている部分の確認で懸命。ときおり3D眼鏡を外しながらどの場面に効果を強調したのかをチェック。立体化への半端ではない技を見た気がした。
Star Warsは77年に公開されて以来、35年近く話題性を絶やすことなく進化しているシリーズで、デジタル化や3D影像など今でも十分「新しさ」を持って見れる映画なのだが、流石に小学生に見せたとしても話の理解までは十分行き着くことは困難だと思える。しかし近年の宇宙ものアニメを切欠にしてこの物語の相関関係を引用したと気づくかもしれない。我々もこのシリーズを年を重ね何度も繰り返し観ながらともに成長してきた。3D化もその断片でしかないわけで、自分もまた目的を絞りつつ新たなるStar Warsに着目して行こうと思う。
今まで確認できていなかったETの出演場面をはじめて確認できた。確かに居た。最後あたりでは、もう3Dの必要性はどうでもよくなってきたのだった。