2011年8月5日金曜日

Movie: Cars 2 (2011)


 日本が舞台と前評判の映画。アメリカ国内では公開スクリーン数が多くなっている割に予算額に収入が届いていない状況でやや前作より劣ると見てよい。

 率直な感想としては、F1サーカスの如く世界をラウンドする発想はよいと思うのだが、裏側の策謀が絡んでいる部分で話が複雑となり、また
ドタバタ性も増えていて、面白さのツボが見えてこなかった。テーマは友情の大切さにあると思うのだが、こじつけ気味の友情物語はちょっと理解に苦しむ。

 日本人が鑑賞する見所は、やはり日本ラウンド。日本の描き方が基本的には何十年前から変わっていないのだが、ウォシュレットとか自動化とか
わさびなどが「やはり」と苦笑してしまった。随分前の映画だが「007: You Only Live Twice」の日本の場面に未だにかぶるから笑える。

 音楽には日本からPerfumeが日本の場面とエンドタイトルで登場。これには「すごい」と思うしかなった。違和感なし!。


Movie: Transformers: Dark of the Moon (2011)


 最近どこかの海外サイトで、最悪の夏映画にもリストされていた本作品。とりあえず鑑賞。

 3作目になって、破壊アクションへのウエイトのかけ方が尋常ではなくなった。

 この無駄に長いアクションを例えるならば同じくMichael Bay作品の「Pearl Harbor」を思い出さざるを得ない。

 このシリーズは大変期待していただけに、コミカルな場面が毒に思えてきて、異質な方向に向かっている感じがする。

 地球滅亡、都市壊滅映画にはもう飽きている筈なのだが、これでもかと目白押し。

 ちょっと面白かったのが、冒頭などで実写古ネタと合成していた部分。時代ネタも結構あって、突っ込みどころあり!

 ほんと、実際もっとスマートなオートボッツが見たい。


2011年7月29日金曜日

Movie: Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2 (2011)


 ついに終焉となった10年にも及ぶマジカル・ファンタジー。 imdbでのユーザーレビューでは以下の通りのスコアになっていた。

賢者の石 7.2
秘密の部屋 7.1
アズカバンの囚人 7.7
炎のゴブレット 7.5
不死鳥の騎士団 7.3
謎のプリンス 7.3
死の秘宝(1) 7.6
死の秘宝(2) 8.5

 最後のこの作品は一番よかったのか?...この疑問はすぐに解決する。最後としての物語を劇場で観る以上の何か溢れ出る気持ちがスコアに繋がったに違いない。
 自分は正直に評価するとやはり第一作目に尽きる。細かくは言わないが、ディズニー作品のような子供へのアプローチ感覚。一番ハリー・ポッターとしての作品らしさがでていた。あれから10年が経ち、一緒に見た5歳の女の子は15歳になっているわけだし、もはや別のイメージの作品に変貌している気がした。最終作はそれでも第一作とのリンケージに気を配ったシーンがでてきたりする分、あの「スターウォーズ」の如く、年代を超えても続けて見たくなる心理を呼び起こしてくれる。
 ただ、ハリー・ポッターがこれほど派手なアトラクションの要素満載な作品だったのか?という疑問は聊か残った。

 両親の出る場面はなんと「あの花」的な感覚があって、死に対する共通な世界観といえるかもしれない。

2011年7月11日月曜日

Movie: Thor (2011)


 いくら日本とはいえ、浅野さんをポスターに4人の一人として並べるのは疑問...というのはわかっているんだけど広告として考えるなら仕方ないのか。

 アメコミのヒーローっぽく、スーパーマンのイメージが焼きつく。2つの世界の交錯と難しい名称は壁になりえるのだが、予想外のわかりやすい展開で救われた。

 3Dの真価は、後半のデストロイヤーが登場する場面あたりで納得。エピローグパートではなんとあの俳優が。
 

2011年6月27日月曜日

Movie: Super 8 (2011)



 70年~80年のSteven Spielberg作品を知っていると、この映画の意味するものが見えなくなってしまう。この映画には「Close Encounters of the Third Kind」「E.T.」あたりから「War of the Worlds 」に至るまで、Spielbergのコラージュのようになっており、物語以前に、焼き直し感が先行してしまい、期待していたほどの新しさは感じられない。確かに一時代を築いたSpielberg的な影像の構図やカメラアングルは安心感さえ与えてくれる。ただ、後半の早回しのような展開パートになるともう感情移入するどころではなくなる。 是非、「Close Encounters of the Third Kind」をリアルタイムで劇場鑑賞した人の意見だけ集めて欲しいと思う。間違いなく自分と同様の意見が大方を占める筈だ。最後に漏らす言葉は「もうウンザリ」。

 音楽にはELOやアラン・オディ、ナック、コモドアーズ、ウィングス、ブロンディなど全米TOP40ファンには嬉しいナンバーが流れる。いまさら思うのは、映画に出てくるトランシーバーや8mmフィルムにと比べると、ポップスシーンは大胆な変革はなされていない。もしかしたらビートルズあたりは50~100年先まで鮮度があるのかもしれない。

 映画撮影に集まる仲間達。ドラえもんに代表されるキャラ構成の重要度はこの映画でも分かる。


2011年5月23日月曜日

Movie: Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides -3D- (2011)


 Will TurnerやElizabeth Swannがメンバーから外れた新展開。監督もミュージカルを得意とするRob Marshall。そういう方向にいくのかと思いきや、実際は「Raiders of the Lost Ark」に近い展開のほうに持っていかされた。

 前作までのDavy Jones対Jack、そして取り巻くWillやElizabethの交錯する構図から、皆が泉を求めて向かうベクトルの構図となったためかストーリーに入りやすくなった反面、決められたライン上にある物足りなさも見え隠れした。だからか人魚あたりのエピソード以降が早回し的な感覚を得たものだ。

 ところでこの映画を3Dで観たのだが、3Dである必要性がもうひとつ理解できない。地方特有の小スクリーンに3Dをつけたところで眼を疲れさせるのがオチだ。むしろ2Dの大画面で見るほうがよほど価値がある。予告や広告の3Dの度が突出しすぎて本編が大人しく見えた他、いろんな面で腑に落ちない点が尾を引いた。

2011年5月12日木曜日

Movie: Black Swan (2010)


 バレエという華やかな舞台の裏側に蔓延る人間の腹の内側を、ひとりの清純で完璧主義の女性の立場から描く一種のダークサイド物である。映画を見ていると呪縛的な部分はどこかかつての「Carrie」に共通する部分もあるし、閉塞性では「The Wall」にも近い。それよりも、先に見た「The Kids Are All Right」との接点がありすぎで驚いたものだ。
 Natalie Portmanがこれだけの女優になったわけだが、あの「Star Wars」ではじめて見た印象は今でも消えないが、今では女性版Robert De Niroにもなりえる存在感だ。 ホラーでグロな要素もありつつ美しさと不気味な両面がうまく描けているが、ただ、最後のサスペンド的な部分が何か腑に落ちなかったりする。

 Mila KunisはNatalieとは反面性で、いいコントラストになっていた。

Movie: The Kids Are All Right (2010)


 とても面白い作品になっている。久しぶりに飽きのこない作品に巡り合えた。
 普通な感覚を持ちながら、社会的には普通ではない家庭が舞台となっている。そのためすぐに転覆しそうな感覚が映画の全編に渡る。これは最近のアクション映画やサスペンスものよりもドキドキしてしまう。一瞬にして離れそうな関係。これがある男の存在により如実になっていくのだが、興味をそそるのが男が今の世の中において普通過ぎる程の普通な男であること。つまり普通を周囲が否定しているかのような展開...!?。これにはまいった。この視点は考察に値する。

 こういった作品が近場の映画館で簡単に見れない。日本って大丈夫なのだろうか?。

2011年5月10日火曜日

Movie: Unknown (2011)



 序盤、'70年代のカーチェイス・アクション映画のように、そのつくりは古典的であるものの安心感があった。冒頭から暫くはこのわかりやすい物語に嵌る。しかしこの映画には二度転機が訪れる。ひとつは映画の目論むタイトルの意図する「きっかけ」を境にしたところ。もうひとつはギャラリーでの二人の接近シーンあたりである。第一の転機においてはサスペンスではお馴染みの謎解きのテンプレート上にはあるのだが、第二の転機あたりからは、イメージのレイヤの違いが露呈。「'70年代的」という言葉が消え去ってしまった。同時に安心感も飛んでいった。そこまでは自分の中で、Liam NeesonやBruno Ganzの出る(安心できる)映画として信じきってしまっていたのだ。最後はなんとなく解決させられてしまった感がある。ちょっと後味が悪かった。

 一番興味をそそられたのが、元東ドイツの秘密警察といった設定。この辺をもうすこし要素にして欲しかったかも。


2011年4月4日月曜日

BD/DVD:Rin: Daughter of Mnemosyne (2008)


 1エピソード45分で全6エピソード。それに声優インタビュー特典映像もあり、かなりお買い得なブルーレイ。作品的には多少のアダルト的でグロ的な部分はあるが、クォリティが高い分、マイナス要因は脳裏からフェードアウト。

 どうしても最初の一枚ということで作品の質よりもBDの性能確認のほうに頭が持っていかれた。作品に集中するにはもう一度見直す必要がある。リアルな世界観を持ってながら不死身の主人公達にどれだけ溶け込めるか?どこまでこの展開を許せるか?に評価点が行きそうな感じ。映像の質と並行する微妙な不安定感に対して能登さんの声はそのスタビライザーの役割を果たす。さらに彼女を補佐する釘宮さんの声も定番的ではないのが嬉しい。

 これは持っていて損にはならない。

 初のBD購入となったが特典映像を含め2枚組5時間に及ぶ内容には圧倒される。こいう感じでお気に入りアニメの「monster」があれば買い込むかもしれない。


ジャケ裏で評価のよかったサイト(mania.com)

Rinの評価(anime news network)

参考:monsterの評価(anime news network)

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