Is this a important movie to bring an alarm bell to the human? No...this is a roller coaster movie!!

この映画のテーマはマヤ文明、マヤ暦にある「終末」。これについて色々解釈がなされ、水面下ではブーム化しているのだろうか、類似した影像が多く撮られているそうだ。来年には「2012 The War for Souls」というタイトルの映画も公開されるとか。 映画の細部はよく気にされているとは思った。雑なつくりではない。ただ、遊園地のように楽しませようという感覚が逆にマイナス要因になっている気がする。また、この映画には他からの映画を引用したような場面(例えば「The Poseidon Adventure」あたりを思い出すシーンなどがあったりして、これだけの規模のVFXを使いながら「斬新的」には映らない。主役のJohn Cusackも嫌いではないし、彼の「Grace Is Gone」あたりは涙ものだったが、今回はなんだかしっくりとしない。周囲の俳優陣への「イマイチ感」があるからかも。
要するにこれまでの「地球滅亡」映画の延長上でしかなかった。本来ならば、もう一寸胸に重く圧し掛かる映画を期待していたのだが。
それにしてもノアの箱舟...Uボートのようなシェイプが楽しい。
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