2012年4月16日月曜日

Movie: John Carter [3D](2012)


ディズニー作品にはどこか「華やかさ」を持った作品が定番となっていた頃があったが、最近の作品はそういった常識は通用しないようだ。もちろん本作品も一種の(華やかな?)ヒーローものではあるが、ダークで土っぽく、埃っぽくありすぎて、目を凝らしてもそういった影像を確認するチャンスは少ない。

 火星の別名が男性の大切な部分にも近いワードだったこともあり、もしかすれば隠語的な部分を汲んだ部分も裏筋にあるのかを勘ぐって観ていたが、例えば地球を女性に見立てるには余りにも無理があった。

 火星の場面はAvatorのpandoraとの接点もありそうだし、Star Wars Episode I の立場関係にも近いということもあって、巷の予想どおり「Star Wars」と「Avatar」を掛け合わせたような作品と言っても嘘ではない。しかし一番の盛り上がりの場面がモンスターと戦う場面だとすれば、やや寂しい気もする。

 主役のJohn Carterよりもサンショウウオ犬?っぽいキャラに印象を奪われすぎていた感じ。

 3Dに驚かなくなった自分がいる。3Dを観慣れてしまうのはマズイことだと危機感を抱く。